核家族切迫早産入院日誌

2021年9月〜絨毛膜下血腫による切迫早産での入院日誌

献血で倒れた話

最近なにかと献血が話題なので、献血にまつわる恥ずかしい思い出をひとつ…。

 

大学生の頃、私はよく献血に行っていた。

きっかけは大学一年の頃、友人から「無料でアイスが食べられる」という情報を聞いたから…だった気がする。(まとめサイトの情報だった気もする。)

 

一度してみると、まずは献血ルームのスタッフにものすごく感謝されることに驚いた。

逐一体調を気にしてくれて、飲み物やお菓子を次々に勧めてくれる。

入院などしたことがなかった私は、むず痒いような感覚になりながらも

“良いことをして、タダでおやつも食べれて、めちゃくちゃ感謝される”

ということに快感を覚えたのだった。

血液検査の結果を後日郵送してくれるので、それを見比べて「食生活乱れてるからかなー」とか分析するのも面白かった。

 

 

大学最寄り駅の目の前に献血ルームがあったので、バイトや友だちとの待ち合わせ、次の授業、飲み会までの時間つぶしとしてしばしば利用するようになった。

 

 

そんな生活を続けて、大学4年の春。

その日は新宿で映画を見てから、夜友だちと合流してご飯を食べる算段だった。

16時過ぎに映画が終わって、待ち合わせは18時。まあまあ時間が空いている。

その時は就活中であまりバイトにも入れておらず、節約もしたかった。これは、、献血チャンス!!

 

…ということで、向かったのは新宿ど真ん中の献血ルーム。(スーツ屋の上にあるところ。まだあるのかな??)

いつも通り受付を済ませて、血液検査をパスし、ベッドにスタンバイ。400mlの献血が始まった。

しばらくして、何だか眠いような感覚になってくる。うとうとしていると、看護師さんから「大丈夫?」と声をかけられた。

眠いだけだと思ったので、「大丈夫でーす」と答えた、10秒後くらい。

突然グラッッと頭が下がって、視界が朦朧としてきた。

 

貧血だった。

 

看護師さんがすぐさま気付いて、針を抜き、車椅子に乗せられて、専用の個室に運んでくれる。

 

自分から血を抜いてもらいにきて、貧血で倒れる……こんな恥ずかしいことある!!?!

 

個室の中でベッドに横たわり、「とにかく水分を!」と、ありとあらゆるジュースを飲まされる。ドーナツとか、クッキーも。

間抜けな私に、看護師さんは終始優しかった。

 

考えてみれば、今日は朝起きて、食パン一枚食べて、すぐに家を出て。

新宿で色々と用を足してる間も、殆ど水分を摂っていない気がする…。

なまじ3年間の経験があるぶん、「倒れる」なんて夢にも思わなかったのだ。

 

 

これから献血をやってみようかなーと思っている皆さん。

決して特別な対策は必要ないけれど、いつも通りしっかり食事をとって、水分は気持ち多めにとって臨んでくださいね。

 

あーー恥ずかしかった。

 

 

倒れた後はというと、そのまま個室で小一時間休憩をとって、元気になったところで退室。

友だちに陳謝して、数十分遅れでお店に向かったのは良いものの

目当ての店が少し前に「孤独のグルメ」に出ていたと知らず!!

(繁華街にある店じゃないから、予約とか必要無いと思ってた。。)

門前払いをくらって、適当なチェーン店…だったかな…で食事をし、解散したのでした。

 

 

 

 

あーーーーー恥ずかしかった!!

 

まあでも、今は忙しくて余裕がないけど、時間ができたらまた札幌の献血ルームも見てみたいなぁ🤔

 

 

 

 

 

おしまい。