核家族切迫早産入院日誌

2021年9月〜絨毛膜下血腫による切迫早産での入院日誌

【36w6d】出産しました!

1/18 36w6dで、2,606gの元気な男の子を出産しました!

 

忘れないうちにレポしていこうと思います。

と思っていたのに出産から2週間以上経ってしまった…。

 

1/18

9:00  リトドリン6A17をOFF。

10:00  シャワー

11:00  NST 7分間隔くらいで張りはあり。でも痛みは全くなし。

12:00  昼食。入院後初のカレー😌🍛これを食べてから出産に挑みたかったから、嬉しい←

15:00頃〜 7〜10分間隔で張ってる。かすかに💩したい感じが出てきた。

15:30 診察。

先生「子宮口4センチ、80%(笑)

うん、今日かな!」

とのこと。80%は何のことかわからなかった。(詳しい方いたら教えてください)

 

自分的にはまだ半信半疑。だって長男のときは、4センチで生理痛の重い感じのがズーーン!と来てたし…。

 

のんきに構えていたら、部屋にバタバタとスタッフが数人やってくる。

「陣痛室行こう!」

えっ、もう!?

みんな気が早いなぁ。。

言われるがまま、車椅子で廊下奥の陣痛室へ。

満月のためか、私が参戦した段階で4床×2部屋のうちの6床が埋まっていた。

 

16:30 担当助産師さん(神)降臨。朝外したばかりのルートをまた取られる。3ヶ月の点滴で血管市んでるので地味にキツい。

 

満月の陣痛室は、ベテラン勢が揃ってスタンバイしてるようだった。

前回の出産時、病院に到着してすぐに内診してくれた助産師さんもいる。周りの態度からしてたぶん、かなりの古株なんだな。

痛みに余裕があるぶん、今回は周りが見える。

 

個室からの荷物の移動、書類預かり、配膳、お産セットの開封、着替え、NST装着。

 

色んな人が入れ替わり立ち替わりやってきて作業してくれる。

 

17:36 ルート確保、NST装着完了。お産用の下着等もつけて、スタンバイOK

 

17:39 ズン、と一段階頭が下がったのがわかる。次の陣痛から痛みも一段階増してきた。3-4分間隔くらい?でもまだまだ冷静。

 

18:00前 自分ではまだまだかかるなー、日付こえるかな??なんて思っていたのに、担当助産師さんの判断で分娩室へ移動。

この時点でもまだ「いやいや、早いわ!大袈裟だなぁ😂」くらいに思っていた。

 

18:30 子宮口8センチ。痛みを逃すたびに声が出る。助産師さん「もうすぐだから、旦那さんに連絡しておきなー」

言われるがままに電話。「もしもし。8センチ。もうすぐ生まれます。」とだけ言って切る。通話時間9秒。

ここから10分と経たず、とても電話できる状態じゃなくなっていくので

助産師さんの助言のタイミングが神がかっていた。。

 

18:45頃? 導尿。尿意は無かったけど、出し切っておくと赤ちゃん出やすくなるからと。結果的に、この導尿で頭が回った!

 

18:50頃? 子宮口全開。ここから叫び倒す!終盤で破水。絶叫具合は初回と変わらなかった。笑

 

19:07  誕生。私のいきみ方が下手だったのか?出た瞬間には赤ちゃん泣かず、数秒のタイムラグあり。助産師さん「泣いてごらん」と背中さすさす。無事産声上げてくれる。2,606gの男の子。エコーで見ていた通りの体重でホッとする。

 

19:32  測定等々終わって、夫と長男にテレビ電話。「え????はやっっっ」と驚かれる。私もびっくりです😂

胎盤見せてもらう。前回は興味なかったけど、今回はトラブル続きの妊娠。お腹の中がどんな状態だったのか、この目で確認しておかなければ。

結局、臍帯は卵膜付着。胎盤から15センチほど離れていた。

担当助産師さん「20年やっているけど、一番すごいかもしれない」

卵膜上を走る太ーい血管から、この子は栄養をとっていたらしい。

更に、巨大な血腫の痕。(直径20センチくらいはあるように見えた)茶色く変色していて、かさぶた状になっていた。出血と臍帯付着部異常、子宮頸管の短縮も、こいつが悪さをしていたせいだろうと思われた。

 

こんなに過酷な環境で、よく週数相当に大きくなってくれたよ…。

よくお産のストレスに耐えて、しっかり回って生まれてきてくれたよ…。

 

 

そしてそして、今回担当してくれた助産師さんが、とにかく神がかっていた。

個室から陣痛室、陣痛室から分娩室、すべてが先回り。余裕のある状態で移動させて貰えたので、移動による体力の消耗はほぼゼロだった。

 

終始優しく、的確で落ち着いた声かけ。(特に8センチのときの「電話しておきなー」。)

産後も、「たんこぶのある子は黄疸が出やすい」⇨光線治療まではいかなかったものの、本当にでた

「赤ちゃんのまわり方的に、尿意が戻るのに時間がかかるかも」⇨産後2週間経過して、まだ戻ってない

などなど、困りそうなことについて先回りして教えてくれるので、こちらも心の準備ができる。

更に退院前日の夜に担当についてくれて、授乳についてのアドバイスはもちろん、「今回のお産はどうだった?」と、話を聞いてくれた。

これも、退院前はメンタルが落ちやすいことを悟って、先回りしての行動だろう。

 

「妊娠中から色々ありすぎたので、お産のときも絶対何かしらトラブルがあると思い込んでました。」

助産師さんの魔法の手に導かれて生まれてきてくれました。」

と伝えた。

 

助産師さんは、

「次男君は奇跡の子だね〜」

と言ってくれた。

 

少しだけ早めに生まれてきた次男だけど、最後まで胎内の過酷な環境に耐えて、この助産師さんに担当してもらって、主治医の先生も当番の日で、運も含めて本当に強い子だなぁと思う。

 

人間の誕生は奇跡。長男の妊娠中はうまくいきすぎて、本当の意味ではわかっていなかった。これを心の底から実感した一年になった。

 

 

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生まれてきてくれてありがとう!

 

 

 

入院中からブログを見守ってくださった方、Twitterで声をかけて下さった方、ありがとうございました。

家族全員大変で、リアルではなかなか弱音を吐けなかったぶん、Twitterとこのブログに吐き出すことでなんとかメンタルを保っていました。

これからはあまり時間も取れなくなると思いますが、気が向いた時には更新していこうと思います。また読んで貰えたら、喜びます。

 

 

おしまい。