核家族切迫早産入院日誌

2021年9月〜絨毛膜下血腫による切迫早産での入院日誌

入院して1ヶ月

今日で入院して1ヶ月が経った。

 

朝起きて、息子の朝食風景を見ながら電話。

8:00に朝食。

お部屋の掃除が入ってから、バイタルチェック、NST

12:00に昼食。

午後は2日に1回シャワー。週1で診察。

息子の夕食風景を見ながら電話。

18:00に夕食。

夜勤の担当の人が来て、点滴チェック。

日付が変わる前には就寝。

 

最近はテレビなんてEテレとシナぷしゅしか見なかったけど、暇すぎて食事中にワイドショーも見るようになった。

くだらないスキャンダルでも、政治問題でも何でも良いから、世間と繋がっている感覚を失いたくなくて。

 

入院してる間に100代目の総理大臣が決まった。ワイドショーとTwitterばかり見ているから、てっきり河野さんか高市さんがなるのかと思ったけど違った。

衆院選も始まって、盛り上がってるみたいだ。

 

小室圭さんが来日して、自宅待機して、髪切って、秋篠宮さまにサツアイして、もうすぐ入籍して、記者会見する。

ワイドショーでみんながやいのやいの騒ぐ。たぶんこれも病室で見るんだろうな。

 

NHKオンデマンドで、

ドキュメント72時間

ねほりんぱほりん

プロフェッショナル

を観漁った。

72時間の神奈川の病院の回、ねほりんぱほりん女子刑務所の回、プロフェッショナルのコウノドリのモデルになった産科医の回。あとはドキュメンタリー「日本一長く服役した男」と、なんとなく自分に関係あるようなものが記憶に残ってる。

もちろんここは刑務所とは違うけど。笑

 

 

夜はYouTubeで、天才ピアニストのラジオを聴きながら寝落ちするのがルーティン。

医療従事者としかコミュニケーションを取れない今、看護師あるあるの動画がとっても興味深い。

竹内さんのツッコミの絶妙なタイミングが良いのと、ますみさんの言葉選びが面白い。

個人的には次世代の“やすとも”みたいになるんじゃないかなー、なって欲しいなー、と思いながら聴いている。

 

息子は保育園の生活リズムに慣れて、機嫌良く過ごせる日が増えてきたみたいだ。

寂しがる素振りも見せず、パパと2人で頑張っている。

そして、夫も仕事をしながら保育園の送迎、私の荷物の管理やおつかい…家事育児の全てをこなしてる。

 

 

これまで安静につとめて、状況は良くなっている。

けど、いざ退院までの道筋が見えてくると

「産むまでは安静が必要なのに、このまま退院してしまっていいのか?」

「私の血管や胎盤は陣痛に耐えられるのか?」

と、産むときの方に心配のベクトルが向かっていく。

 

じゃあ、このまま入院を続けてお産を迎えるのが良いのかと言うと、

この鈍った身体で新生児育児が始まるのは、それはそれで恐ろしい。

 

初産のときは、何も問題がなく歩き回っていたし、37週を超えてからは家の中でもステッパーを踏んだり、スクワットしたり。今よりは確実に体力も筋力も気力もあったと思う。

それでも、最初の1ヶ月はとんでもなくきつかった。

 

どうするのが良いか、どうしたいか、

悶々と考えるけど、まだ24週。お腹の中の状況は日々変わっていく。判断するには早すぎる。

 

できるだけ気を逸らして、心配は診察の時に全てぶつけようと心がけているけど、簡単じゃないね。

 

星野源の「地獄でなぜ悪い」が今の気分に本当にぴったり。

映画もめちゃくちゃ面白いので、見たことない方はぜひ。

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おしまい!